ワセリン愛用者のnanaです。
今回は、私が愛用している「ベビーワセリン」と「ベビーワセリンリップ」について紹介します。
ワセリンを鼻に塗ってかぶれ予防に
私は花粉症やアレルギー性鼻炎があるため、頻繁に鼻をかむことで肌がガサガサになることがよくあります。対策として、鼻の穴の周りなど、ティッシュで摩擦になる部分にワセリンをこまめに塗ることで、肌荒れをかなり予防することができました。
鼻をかみすぎてヒリヒリするのを防げるね!
ガサガサしてると、見た目も気になるしね。
リップにも使えるベビーワセリン
愛用しているベビーワセリン、私はリップクリームとしても使っていました。ワセリンには「ベビーワセリンリップ」という商品もあり、唇にはそちらを使ったほうが良いのかな?と疑問に思っていました。そこで、ベビーワセリンリップも購入して使ってみたところ、見た目もつけ心地もベビーワセリンと同じでした。
わざわざ別の商品として販売されているということは、成分や製造方法が違うのでは、と思ったのですが、確信が持てなかったのでメーカーに問い合わせてみました。すると、
「ベビーワセリンとベビーワセリンリップは、ワセリンそのものに違いはなく、同じものを使用している」との回答でした。
中身は同じですが、ベビーワセリンリップは唇に塗りやすい容器になっているということですね。ベビーワセリンはバッグに入れるとかさばるので、ベビーワセリンリップを携帯用として使うことにしました。
ワセリンはジェル状なので多く付けるとグロスみたいになりますが、ベタつきが気になる場合は薄くこまめに塗るようにしています。唇が荒れていても塗りやすく、ヒリヒリすることもないので安心です。
大人の顔にベビーワセリンを1週間塗ってみた
ワセリンは今までポイント使いしかしていませんでしたが、肌断食という言葉をネットや本などで目にするようになり、自分でも試してみることにしました。子供の頃のように、何も付けなくてもトラブルのないキレイな肌でいたいと思ったからです。
肌断食とは、スキンケアを最小限もしくはほとんど使わないようにすることで、肌本来の力を引き出すことをいいます。
洗顔後、顔に水分がまだ残っている状態でベビーワセリンを顔全体に薄く塗ってみました。塗った直後は少しベタついていましたが、少し経つとサラッとした肌触りになりました。
ワセリンは肌に浸透しません。たくさん塗るとベタベタになるので注意が必要です。手のひらになじませてから顔全体に薄く塗り、乾燥が気になる目元や口元は少量ずつ重ね付けするのがポイントです。
私は口のまわりが荒れやすいので、歯磨き後は必ず唇と口角部分にワセリンを塗るようにしたところ、キレイな肌をキープすることができました。
ワセリンのみのスキンケアを1週間試した感想は、「悪くはないけれど、お肌のエイジングサインが気になる世代の私には、日常使いというより、いざという時のレスキューアイテム」というものでした。
花粉症や風邪で鼻のまわりがかぶれやすい時や、肌が敏感になっていつものスキンケアが刺激になってしまう時などにワセリンが活躍します。
私がワセリンを使うようになったのは、ひどい肌荒れがきっかけです。もともと敏感肌なのでスキンケアには気を付けていたのですが、口のまわりからアゴにかけて、赤ちゃんのよだれかぶれみたいに荒れてしまったことがありました。
化粧水をつけただけでもピリピリ、何もつけなくてもピリピリして困っていた時に、知人に教えてもらったのがワセリンでした。実際に使ってみてまず驚いたのが、全然ピリピリしなかったことです。しっかりお肌を保護してくれているのがわかりました。
ワセリンを塗り始めたらひどかった肌荒れも数日でキレイになり、その威力にビックリ。スキンケアは高価なものでないと効果がないと思い込んでいた私にとって、目からウロコな体験でした。
ただし、ワセリンには美容成分は含まれていないので、アンチエイジング効果はありません。それでも肌トラブル時のお助けアイテムとして持っていると、いざという時にとても役立ちます。リップクリーム代わりとしてなら、年齢・性別を問わずに活躍しそうです。
100均のワセリンは成分が違う
ワセリンはドラッグストアや薬局、Amazon、楽天ショップなどで購入できます。
比較的リーズナブルな製品なので、100均でも取り扱っているか調べてみたところ「ワセリンリップジェル」「ワセリンクリーム」という名前の商品はありましたが、ワセリン以外の成分も多く含まれていました。パラベン類(防腐剤)が配合されているものも。
健康な肌や唇に使用する分には大きな問題はないかもしれません。しかし、肌トラブル時にこそワセリンの威力がより発揮されると私は実感しているので、純度100%のベビーワセリンを購入したほうが結果的にはコスパが良いと思います。何より、安心して使えます。
商品名だけで選ぶのはキケンだね!
商品の裏面に記載されている成分一覧を確認するといいよ。
ワセリンは刺激の少ない保湿剤です
ワセリンは天然成分である石油を高純度に精製し、できるだけ不純物を取り除いて作られた保湿剤です。においや味もなく、顔や全身に使えます。肌の表面に薄い油の膜をつくることで水分が蒸発するのを防いだり、ホコリや摩擦などの外部刺激から肌を守ってくれます。
無香料、無着色、パラベン(防腐剤)フリーなので、赤ちゃんや敏感肌の大人でも安心して使えます。化粧水や乳液などで水分を与えてからワセリンを塗ると、水分を守る特性を生かせます。 肌への刺激がとても低いので、肌荒れがひどい時の保湿にも使えます。
石油が原料?ケミカルなんじゃ…
ホントに肌に塗って大丈夫?
不純物はしっかり取り除いているから安心だよ。
そもそも、石油は天然資源だよ。
ワセリンは精製度によって種類が分かれます
ワセリンには種類があります。主な違いは精製度です。純度の低いものは黄色味を帯びていますが、純度が高くなるほど不純物が取り除かれ、白色になります。
顔に使う場合や肌が弱い人、アトピー性皮膚炎の人、赤ちゃんが使用する場合は、純度の高い白色ワセリン以上のものがおすすめです。一般的に純度の高いワセリンほど高価です。
- 黄色ワセリン…比較的精製度が低い
- 白色ワセリン…精製度が高く医療機関でも扱われている
- プロペト…白色ワセリンよりも、さらに純度が高く、よりデリケートな部分の使用に向いている
- サンホワイト・・・プロペトをさらに精製したもの
ワセリンにもいろんな種類があるんだね~。
なるべく高純度のワセリンを選ぶと安心だね!
私が愛用している健栄製薬の「ベビーワセリン」は、白色ワセリンです。酸処理を伴わない精製方法により、従来の白色ワセリンよりも不純物が少なく、やわらかい使い心地になっています。 そのほか「ベビーワセリンソフト」という商品もあります。
ベビーワセリンソフトは水素添加法という方法で不純物を除去しており、ベビーワセリンよりも高純度で、よりやわらかく塗り広げやすいのが特徴です。
ワセリンとリップについてまとめ
ワセリンはリップの代わりになるだけでなく、唇や肌の荒れも改善してくれる優れものです。ワセリンの特徴を理解して、お肌や唇のケアにぜひ役立ててください。ワセリンに関する本も出版されています。
『化粧品を使わない! 水とワセリンで美肌になる 最新の肌科学でわかった!』
北條元治(著) 内外出版社
医師の北條先生が、自身のYouTubeチャンネルでこの本について話しています。
こちらは肌断食のパイオニア的な本です。
『「肌」の悩みがすべて消えるたった1つの方法―美肌には化粧水もクリームもいりません―』
宇津木龍(著) 青春出版社
まずは少しずつ試してみてみるといいかも。
この記事が少しでもみなさんの参考になれば嬉しいです。
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