ニゲラの魅力|さまざまな表情を楽しめる丈夫な一年草

咲き誇るニゲラ

日に日に日差しが強まり、梅雨入り前の空気を感じる頃。わが家の庭の一角では、まるで霞がかったようにニゲラの花が咲き誇ります。繊細な葉とやわらかな花が織りなす幻想的な景色は、毎年この季節ならではの楽しみです。

海外では「Love-in-a-mist(霧の中の恋)」という愛称でも親しまれているニゲラ。この記事では、ニゲラの特徴や魅力、わが家で育てている様子をご紹介します。花が咲く姿からシードヘッドへと移り変わる美しさを、写真とともにお楽しみください。

目次

ニゲラはこぼれ種で増える丈夫な一年草

満開のニゲラ

ニゲラは一年草ですが、こぼれ種でよく増えるので毎年花を楽しめます。わが家では最初に苗を2株だけ植え、翌年以降はこぼれ種で毎年たくさんの花を咲かせるようになりました。日なたの地植えなら、特別なお手入れは必要ありません。

注意点を挙げるとしたら、増えすぎないようにすることぐらいでしょうか。ニゲラは1つの果実から、およそ100~150粒程度の種がこぼれ出るそうです。私は種を落としすぎないようシードヘッドを残す量を調整したり、芽吹いてきたときに間引いたりしています。今のところ「増えすぎて困った」という事態にはなっていません。

花色は青・紫・白・ピンクなど。開花期は5~6月頃で、草丈は30~60cmほどに育ちます。

ニゲラの苗を植えてから開花までの記録

最初に植えたニゲラの苗
植え付け直後のニゲラの苗。手前はコストマリー。

わが家のニゲラは、日なたの花壇に苗を地植えしたのがスタートです。風にそよぐ草花をいろいろ植えたいと思い、草丈が同じくらいのコストマリーの苗も一緒に購入。同じエリアに植え付けました。

ニゲラの蕾

しばらく育てていると、細かい葉の間から緑色の蕾が顔をのぞかせてきました。蕾は萼(がく)に包まれた独特な形をしています。糸のように細かく切れ込んだ葉は一見とげとげしくも見えますが、触ってみると繊細で柔らかく、花全体を包み込むように茂ります。

花びらの色が透けて見えるようになると、開花はもうすぐです。

ニゲラの花の特徴|霞がかったように咲く幻想的な姿

花が咲き始めたニゲラ
ニゲラの花が咲き始めました

蕾がほころぶと、ニゲラの花が少しずつ咲き始めます。細い葉に包まれて咲く花は、まるで霞の中に浮かんでいるよう。これが「Love-in-a-mist」と呼ばれるゆえんです。

咲き誇るニゲラ

やさしい色合いと風にそよぐ繊細な花姿は、ナチュラルガーデンにピッタリです。群植すると一層見ごたえがあるので、こぼれ種でもう少し増やそうと考えています。

主張しすぎないニゲラの花は、花壇の主役にも、他の植物を引き立てる脇役にもなれる存在です。

ニゲラはナチュラルガーデンにおすすめ

かつてのニゲラのある植栃
ニゲラのある植栽

やさしい色合いと風にそよぐ繊細な花姿のニゲラは、ナチュラルガーデンにピッタリ。この写真は、初めてニゲラを植えた年の植栽です。

1年目はコストマリーと開花のタイミングが合いませんでしたが、ペレニアルフラックスと一緒に風にそよぐ姿はとても涼しげで、癒される空間になりました。

ニゲラのシードヘッドの魅力

ニゲラの花と花後の姿
花後のニゲラ
模様のような赤みが可愛い

ニゲラの花期は1か月半くらいです。7月に入る頃には咲き終わり、風船のように膨らんだシードヘッド(種のさや)へと姿を変えていきます。

毎年この姿を見るたびに思い浮かべるのは…

ニゲラが種を作り始めたときのイメージイラスト

花に負けず劣らず魅力的なニゲラのシードヘッド。毎年この光景が見られるのを楽しみにしています。

ニゲラのドライフラワー(スワッグ)の楽しみ方

ニゲラを使ったドライフラワー
ニゲラがメインのスワッグ

ニゲラはドライにしても楽しめます。丸みのある独特なフォルムは、リースやスワッグに加えると存在感のあるアクセントに。こぼれ種でどんどん増えるので、躊躇せずにたくさん収穫できるのも嬉しいポイントです。

家の中の風通しのよい場所に逆さにつるして1~2週間。まあるい種のさやは、そのままの形でドライになってくれます。

ニゲラを使ったドライフラワーのアップ
適当に作ってもサマになります。

写真のスワッグは、わが家の庭にある植物を使って作りました。使用した植物は以下の4つです。

  • ニゲラ
  • オレガノ ケントビューティー
  • ペニセタム
  • ツリージャーマンダー

植物によっては綺麗にドライにならないものもあります。おうちで育てている草花たちを収穫して、うまく仕上がるかあれこれ試してみるのも結構楽しい作業です。

ドライにしてから2年目くらいになると、急に色褪せてきます。できるだけ鮮やかな色合いを楽しみたい場合は、毎年収穫して作り直すのがおすすめです。

ニゲラの種が熟した頃のアンティークな美しさ

ニゲラのシードヘッド
種が熟した頃のニゲラ

収穫せずにそのまま植えておいたニゲラは、徐々に色褪せて茶色くなります。その姿はまるで、今はやりの錆びたアイアンガーデンピックのよう。アンティーク感あふれる空間も素敵です。

ニゲラのシードヘッドのアップ
この中にニゲラの種がたくさん入っています

この姿になると、茎を揺らしたときに種がパラパラとこぼれ落ちます。あまり増やしたくないときは、抜くか茎の部分でカットして、種をこぼさないようにしてください。

ニゲラのシードヘッドを真上から見たところ
真上から見たニゲラのシードヘッド

うっかり種がたくさんこぼれてしまっても、芽吹いてきた段階で間引けば大丈夫です。

ニゲラの魅力と栽培記録のまとめ

ニゲラの花

ニゲラの魅力は主に以下の4つです。

  • 霞がかったような繊細な花姿
  • 花後に楽しめる、可愛らしいシードヘッド
  • 種が熟した頃に見せるアンティークな風合い
  • スワッグとして一年中飾れる実用性

植えっぱなしで毎年花を楽しめる植物を探している方、ナチュラルガーデン好きな方は、ぜひニゲラを庭に取り入れてみてください。一株植えるだけで、翌年からは自然と庭に加わってくれる、手間いらずで楽しみの多い一年草です。

最後まで読んで下さりありがとうございました✨

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