※本記事にはアフィリエイト広告(プロモーション)が含まれています。
25年もの長い間、わが家の庭で咲くこの花を、私はいつしか「芍薬」だと思い込んでいました。

ブログで紹介しようと写真を整理しながら芍薬について改めて調べていたとき、ふと違和感に気づきました。開花日が4月下旬。芍薬の花期は5月〜6月……。慌てて調べ直した結果、わが家の花は牡丹ということが判明しました。
牡丹と芍薬は、「立てば芍薬、座れば牡丹」と並び称されるほどよく似た花です。でも、間違えた本人だからこそ言えます。ポイントさえ知っていれば、花が咲いていなくても一目で見分けられます。この記事では、私が実際に「これで確信した」順に見分け方を紹介します。
結論:いちばん確実なのは「冬の姿」
葉や花で見分ける方法はよく紹介されていますが、正直、初心者には難しいです。私が「牡丹だ」と確信した決め手は、冬〜早春の姿でした。

これは3月上旬に撮ったわが家の株。木の枝が地上に残り、枝の途中から赤い新芽が出ています。
- 牡丹:樹木(木本)。冬も枝が残り、枝から芽吹く
- 芍薬:草(草本)。冬は地上部が完全に枯れ、春に土の中から直接芽が出る
花は似ているけれど、牡丹は「木」で芍薬は「草」だったんですね。つまり冬に「枝が立っていれば牡丹、何もなければ芍薬」。これは咲いていない季節でも判定できる、いちばん確実な方法です。

この時期の牡丹の芽、私はいつもアレに見えてしまいます…。

見分けポイント一覧表
花だけを見るとそっくりな牡丹と芍薬ですが、こうして一覧にしてみると違いがはっきり分かります。
| ポイント | 牡丹 | 芍薬 |
|---|---|---|
| 性質 | 木(冬も枝が残る) | 草(冬は地上部が枯れる) |
| 開花時期 | 4月中旬〜5月上旬 | 5月中旬〜6月 |
| 葉 | 切れ込みが深い・ツヤなし | 切れ込みが浅い・ツヤあり |
| 蕾 | 先がやや尖る | 丸いボール形 |
| 香り | 弱い品種が多い | バラのような芳香 |
| 散り方 | 花びらが1枚ずつ散る | 花ごと落ちることが多い |
わが家の牡丹は、今は亡き父が植えたものです。私自身は家を継ぐまで植物にあまり興味がなかったことも、いつの間にか言い間違えていた理由のひとつかもしれません。
開花時期:私が勘違いに気づいたきっかけ

この写真の撮影日は4月21日。牡丹はゴールデンウィーク前に咲き、芍薬はそこから約1か月遅れて咲きます。「写真の日付を見る」だけで判定できるので、スマホに過去の写真がある方はぜひ確認してみてください。
葉の形:慣れると一瞬でわかる

牡丹の葉は先が3つに裂けるように深く切れ込み、表面はマットな質感が特徴です。芍薬の葉は笹のようにすっきりした形でツヤがあります。並べて見れば別物ですが、片方だけ見て判断するのは最初は難しいかもしれません。私も葉だけでは気づけませんでした。
蕾の形と香り

芍薬の蕾はまん丸のボール形で、触ると少しベタつく蜜が出ます。牡丹の蕾はやや先が尖ります。また、香りは芍薬のほうが強く、バラに似た甘い香り。切り花で香りを楽しみたいなら芍薬がおすすめです。
間違えて育てると危険なこと(実害があります)
「どっちでも綺麗ならいいのでは」と思うかもしれませんが、樹木の牡丹と草花の芍薬ではお手入れの方法が違うので要注意です。
特に気を付けてほしいのは剪定。芍薬のつもりで秋に地際まで切り戻すと、牡丹の花芽ごと切り落としてしまいます。牡丹は枝に翌年の花芽をつけるため、地際で切ると翌年咲きません。植え付けの深さや施肥の時期も異なります。
これから植えるならどっち?
どちらも植え付けの適期は9月〜10月です。
- 和風の庭に風格が欲しい、大輪を楽しみたい → 牡丹
- 手入れを簡単にしたい、切り花も楽しみたい → 芍薬
牡丹は接ぎ木苗が中心で1株3,000円前後から。芍薬は株分け苗で比較的安価です。
わが家の牡丹のような淡いピンクの品種は、秋になると通販でも売り切れやすいので、気になる方は早めのチェックがおすすめです。
まとめ:見分けに迷ったら「冬の枝」と「写真の日付」
- 冬に枝が残っていれば牡丹、消えていれば芍薬
- 4月に咲けば牡丹、5月中旬以降なら芍薬
- 葉にツヤがなく切れ込みが深ければ牡丹
いつの間にか勘違いしていた私でも、この3点を知ってからは迷わなくなりました。同じように「うちの花はどっち?」と思った方は、まずスマホの写真の撮影日を確認してみてください。


コメント