ズボラな私が育てるお庭ハーブ③

今回は3回目の「お庭ハーブ」の記事です。

気温がぐんぐん上がってきて、ハーブも大きく育ってきました。

お庭で育てたハーブは、見て楽しむだけでなく、いろんな活用法があります。

今回は、私が試したハーブの使い方をご紹介します。

摘みたてのハーブでフレッシュハーブティー

フレッシュハーブティーは数種類のハーブをブレンドするとよい

自宅でハーブを育てると、手軽にフレッシュハーブティーを飲むことができます。

私がよく行く「生活の木」のスタッフさんに話をしたところ、数種類のハーブをブレンドしたほうが美味しいとのアドバイスをもらいました。

香りのよいハーブがおすすめだそうです。

私が購入したハーブの苗のうち、ジャーマンカモミール、バナナミント、レモンバーベナ、アメリカンブラックペパーミント、ローズマリー モーツァルトブルーがフレッシュハーブティーに使えます。

ここでひとつ残念なお知らせが…

ちょうどいいサイズの鉢を探しているあいだ室内で育てていたのですが、どうやら水のやりすぎで根腐れしてしまったようです。

ちなみに私は、昔から室内で植物を育てるのが苦手です。

私のようなズボラ女子は、室内ではなく庭やベランダでハーブを育てるほうが向いていると思います。

3種類のハーブを使ったブレンドハーブティー

今回は、ジャーマンカモミール、バナナミント、レモンバーベナの3種類をブレンドしたハーブティーを入れてみました。

摘んできたハーブはたっぷりの水につけておき、引き上げる時によく洗って汚れや虫を落とします。

花と葉は茎から外します。

ティーポットにハーブを入れ、熱湯を注いで3分蒸らします。

フレッシュハーブの量は、ティーカップ1杯分（150～180ml）に対し、大さじ山盛り2～3杯です。

（5分以上蒸らすと雑味が出てしまいます）

※ちなみに今回はお試しで入れたので、ハーブの量は少なめです。

初めて自家製フレッシュハーブティーを飲んでみたところ…

上手く表現できないのですが、ドライハーブティーとはまた違ったおいしさです。

ブレンドするハーブの種類や割合を変えれば、より自分好みのフレッシュハーブティーが楽しめそうです。

自宅で育てたハーブでフレッシュハーブティーを飲むという長年の夢が、ようやくかないました✨

ハーブを料理に使う

チャイブは薬味として活躍

チャイブはネギ属の中で最も繊細な葉と風味を持つといわれているので、いろいろな料理に合います。

1～2日分の量を収穫して、小口切りにしてタッパーに入れておけば、必要な時にすぐ使えます。

卵と混ぜてオムレツにする

オムレツを作る時に刻んだチャイブを混ぜると、彩りのある仕上がりになります。

見た目はアサツキにそっくりですが、香りや味はそこまで主張がないので、ネギ類が苦手な人でも食べやすいと思います。

納豆に混ぜる

私は納豆にネギやアサツキを混ぜて食べるのが好きなのですが、ひとり暮らしだと使いきれないことが多く、あまり買わなくなっていました。

庭に植えたチャイブなら必要な分だけ収穫できるので、納豆を食べる頻度が少し増えました(笑)

お味噌汁の具として使う

チャイブはお味噌汁との相性もいいです。

もともと薬味が好きなので、刻んだチャイブをたくさん入れたお味噌汁は簡単で美味しく、私の定番メニューになりました。

料理のトッピングとして使う

和食でも洋食でも、仕上げに刻んだチャイブをトッピングするだけでオシャレに仕上がります。

料理に彩りを添えると、より美味しそうに見えますね！

お庭でチャイブを育てれば、使いたい時に使う分だけ収穫すればいいので、ほんとうに便利です。

ローズマリーは肉や魚の臭み消しに

ローズマリーは肉や魚の臭み消しに使えます。

調べてみたところ、グリル料理やソテーに向いているようです。

私は手の込んだ料理は作らない（作れない）ので、今のところ観賞用です。

昨年10月に植えたローズマリーは、成長速度がかなりゆっくりです。

「生活の木」のスタッフさんに話したところ、「ハーブは何かのタイミングでいっきに大きく育つので、心配ない」とのことでした。

また、「先端を少しカットすれば、早く育つこともある」とのアドバイスをもらったので、試しに1cmほどハサミでカットしてみました。

その後2週間ほど経ちましたが、大きさはさほど変わらないようにみえます。

とくに弱っている様子もないので、このまま見守っていくことにしました。

害虫が付きやすいハーブ

あまり気にしていなかった害虫対策ですが、我が家のハーブにも害虫がいたことが判明しました。

ジャーマンカモミールはアブラムシとハダニ

ジャーマンカモミールの花を摘んでいる時に初めて気付いたのですが…

目を凝らしてみないとわからないほど小さな虫が、茎の部分にたくさんいました。

ネットで調べてみたところ、カモミールにはアブラムシが付きやすいそうです。

ハダニも付きます。

農薬を使わずに駆除するには、「黄色の粘着シートを近くに設置する」、「酢や牛乳を茎にスプレーまたは塗布する」などの方法があるようです。

カモミールはズボラ女子が育てるにはちょっと難易度が高いハーブかもしれません…

レモンバーベナはアブラムシ

レモンバーベナにはアブラムシが付いていました。

調べてみたところ、レモンバーベナにつきやすい代表的な害虫は、アブラムシ、ハダニ、イモムシ、ケムシだそうです。

見つけたらすぐに取り除く必要があります。

アブラムシやハダニは近くでよく見ないとわからないので、こまめにチェックする必要がありそうです。

我が家のレモンバーベナの育ちがイマイチだったのは、アブラムシのせいかもしれません。

ズボラな私が育てるお庭ハーブまとめ

以上、ズボラな私が育てるお庭ハーブ③でした！

今回は、ハーブをお茶や料理として活用する方法をご紹介しました。

ハーブは最盛期にたくさん収穫して乾燥保存すれば、自家製ハーブティーがいつでも楽しめます。

ズボラな私がそこまでやるかどうかは不明ですが（たぶんやらない💦）、お庭でハーブを育て始めたことで、生活が豊かになった気がします。

この時期は花が咲くハーブも多いので、毎朝リビングから庭を眺めてニヤニヤするのが日課になっています(笑)

最初は雑草対策として植えただけのハーブでしたが、いろいろな活用法があることを知って、少しずつ試してみたくなりました。

フレッシュハーブティーの入れ方や料理の活用法については、『ズボラな私が育てるお庭ハーブ①』の記事でもご紹介した、こちらの本を参考にしました。

『「生活の木」の暮らしのハーブ365日: 育てる・食べる・飾る 』
監修/生活の木 メディカルハーブガーデン 薬香草園
発行/家の光協会

リースやスワッグ、入浴剤などの作り方も掲載されています。

ハーブの種類によっては害虫が付きやすいので、事前に育て方を調べたり、自分がどこまで手をかけられるかを考えてから購入するほうがいいと思います（私は全然下調べしていませんでした💦）

行き当たりばったりな育て方をしている私ですが、植物が日々成長していく様子を見るのはとても楽しいので、ハーブの苗を購入してほんとうによかったと思っています。

庭にハーブを植えるかどうか迷っている人は、まずは寄せ植え（複数のハーブをひとつのコンテナで育てる）から始めてみるのもいいと思います。

この記事が少しでも皆さんの参考になれば嬉しいです。

最後までお読みいただきありがとうございました。